建築ノート

建築士の勉強・資格試験と実務

二級建築士製図試験・独学おススメ参考書をまとめてみました。

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二級建築士の製図独学のおススメ参考書をまとめてみました。

 

独学での製図試験は孤独との戦いです。

答えがあるようで答えがありません。

いや、何が正解かわからず図面を書き込んで学んでいくしかありません。

 

これは非常に効率が悪いです。

だから皆学校に行って先生に教えてもらうのです。

 

製図の採点は本当にわかりません。

同じようなミスをしている人でも受かっていたり落ちていたり・・・。

 

独学で頼りになるのは市販の参考書しかないでしょう。

個人的に学んでみておススメだなと思う参考書をまとめてみました。

ダラダラ何冊も紹介はしません!

3分野でまとめてみました!

各1冊づつあれば十分です。

(私は何冊も買いましたが、使ったのは紹介する3冊だけです。)

 

製図基本の学習について

基本の学習は、やはり総合資格・日建学院で出版している参考書がベースになるかと思います。

付録で付いているCDの講座をみて基本を学習するとまず、この試験についての概要が見えてくると思います。

初めて受験する方は特に、製図試験のイメージがつかず学習に取り掛かるまで大変です。

2社の参考書は非常にまとめがすっきりしているのでわかりやすいです。

線の引き方・使用可能な道具についてなど、まず基本から調べていく必要があります。

 ※道具については、意外に奥が深いところがあるので、また別でまとめます。

 

私は総合資格のテキストを使用していました。

個人的には理解しやすかったのと、基本プランについての考え方の説明が簡単でした。 

条件を満たす事が目的なのでデザイン性等は求めていません。

そういった意味では、解答例なども見やすく感じました。

 

ちなみに課題については毎年違うので要求図面(木造・RC造など)についてはその年で確認お願いします。

理解度の方法だけであれば、学習の考え方・流れは同じだと思います。

 

プランニングの応用について

ある程度図面についての理解が深まってくると、実際に自分でプランニングをしていく必要があります。

(実践に向けた学習が必要です。)

 

 

上記で述べた内容通り、やはり解釈が簡単で明確です。

独学であればもはやこの内容通り仕上げるしかないでしょう。

正直他の参考書を見るとまったく別の解答例や記入例が違くて、迷います。

迷ったら中途半端な図面になります。笑

1つルールを決めてそれを極める方が得策だと感じました。

 

エスキスについて

エスキスは最初の内は楽しいですが、勉強してて一番息詰まりました。

プラン依頼の要望に応えるのは実務でも当たり前の事なので、たくさんの引出を持つことが大切です。

(尚且つ簡潔にできると、仕上げの作業が楽になります。)

 

 

 

恐らくエスキスの専門参考書としては、あまり種類は見ませんがこの本だけで基本は大丈夫じゃないかと思います。

プランを作成するには構造も理解していないと大減点につながります。

作図のミスは見直しで訂正できますが、その見直しにも気づかなければ訂正はできかせん。

課題される構造については、よく理解してプランニングする必要があります。

 

まとめ

独学での学習は限界があるのは、挑戦する上では100も承知だと思います。

参考書やユーチューブ、ネット検索で情報収集しながらポイントを整理するしかありません。

でも、個人でスケジュールを計画的に進められる人や製図についての理解を十分に高められる人であれば可能だと思います。

作図スピードを鍛えつつ、並行してプランニングを落ち着いてできる力を身に付ける事が大切だと思います。